７月８日（水）、平成２７年度講師例会がクーポール会館にて開催されました。会場は90名を越す参加者でほぼ満員となり、毎年評価の高いこの例会の関心と期待の高さをうかがわせました。

今回は（株）博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 上席研究員 加藤 薫様を講師にお招きし「Media Extension」〜ひろがるメディア、ひろがる生活〜 と題し、生活者とメディアの今とこれからについてご講演を賜りました。

スマホをはじめとするスマートデバイスの本格普及に伴う「マルチスクリーン化」によってメディアへの接触機会が広がっている昨今。すでにその接触はスクリーンに留まらず、さらに生活空間の中へと進みモノ、メディア、ヒト、場の状態がインターネットでつながる状態「Internet of Things：IoT」へと進化を遂げているとのこと。すなわち、広告に携わる者にとって勝負する領域が広がっているということであり、しっかりと生活者インサイトに基づき、コンテンツへの接触機会を模索していくことがこれからの課題であると講演を締めくくりました。

※詳しい内容はメディア環境研究所様ウェブサイトでもご確認いただけます。
http://www.media-kankyo.jp/

例会後には同会場にて懇親会が催され、参加者一同、例会の感想を語り合いながら懇親を深めました。講師の加藤様にもご同席いただき、参加者が代わる代わる加藤様にご挨拶、質問をしている姿が印象的でした。

ご担当いただいた細川副理事長をはじめとする、メディア委員会・事務局・例会運営委員会の皆様、ありがとうございました。