事業報告

2018新年例会

20180110_02018年1月10日(水)グランディエール・ブケトーカイにて新年例会が開催されました。

20180110_1鈴川理事長は挨拶の中で、「昨年の日本の広告費は前年比103%の伸び、本年も安定的な成長が見込める。是非とも目標を高く設定していきましょう。」と、ご自身が務められる電通東日本静岡支社長としても業界を牽引していく覚悟を述べられました。
また、ここ最近の活発的な協会の活動に触れ、「単なる親睦会ではないことは、事業に参加していただければ分かる。」と、これまで漠然としていた協会のメリットについても大きな自信を見せ、会員に対しさらなる事業への参画を促しました。

20180110_3恒例となる新年の記念講演は、「子育てママにアプローチ 〜幼稚園・保育園配布メディアの強み〜」と題し、サンケイリビング新聞社の柴田様に講師をお願いしておりましたが、あいにくの体調不良のため、ピンチヒッターとして静岡リビング新聞社の田村社長様、あんふぁん事業部の前田様にご登壇いただきました。
20180110_4はじめに、田村社長よりサンケイリビング新聞社の概要についてお話いただきました。サンケイリビング新聞社は、都市部を中心に紙媒体をメインに生活情報を発信するメディアで、もともとは産経新聞社の広告部が都内の一部のみで展開していたメディアだったそうです。20180110_8スタッフの多くが女性ということもあって、財布の紐を握る女性ならではの内容が生活者の共感を呼び、今では800万部を超える全国誌にまで成長されました。田村社長曰く、発信スタイルはいわゆるフリーペーパーという形式をとっているが、その呼ばれ方は好きではなく、当社の発行するものはあくまで「生活情報誌」。暮らしに役立つ情報にポリシーを持って臨まれているとのことです。

20180110_5続いてあんふぁん事業部の前田様にご登壇いただきました。「あんふぁん」は同社が発行する、幼稚園ママさん向けの情報誌。誌面のみならず、イベントキャラバンやモニター調査等を随時開催し、幼稚園と企業、さらには自治体や外部団体を「あんふぁん」によって結びつけ、質の高い情報の供給網を築かれています。

あんふぁん媒体概要ページ
https://www.sankeiliving.co.jp/tokyoliving/enfant/

20180110_2幼稚園ということで読者層が3年周期で変わるため、つねに新たなリーチが生まれることがスポンサーにとっての強みとなる。また、キーとなる幼稚園には専属のプロモーションスタッフが一園一園丁寧にアプローチをされているそうで、信頼度は抜群の様子。紙媒体の不振が端的に叫ばれる中、しっかりとしたロジックに基づいて運営・発行されており、その証拠に毎号満稿状態であるとのこと。
ちなみに、あんふぁん事業部は前田様以外はすべて女性スタッフ。前田様も「おばちゃん」になったつもりで日々奮闘されているそうです。

20180110_7閉会の挨拶に立たれた林田副理事長は演題にちなみ子育てに触れ、「幼少の頃から“本物”に触れさせることが、将来につながる」とご自身の見聞をもとに話されました。「教養」は幼い頃から身につける。これにはハッとさせられた参加者も多かったのではないでしょうか。

20180110_6田村社長様、前田様におかれましては年始の慌ただしいなかご講演を賜り、誠にありがとうございました。そして、ご出席くださった媒体各社、会員各社の皆様、誠にありがとうございました。本年も何卒、静岡県広告業協会をよろしくお願いいたします。

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