事業報告

平成31年度講師例会

7月17日(水)2019年度7月の講師例会がクーポール会館(静岡市)にて開催されました。
本年度も、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所より、野田 絵美様をお招きいたしました。野田様には『新しいメディア満足の作り方』をテーマに、メディア定点調査の最新版や生活者の密着映像調査、また新たな定量調査から生活者のメディア意識や接触行動について講演をいただきました。
2019年 1日のメディア総接触時間は過去最高の411分に! ※東京
1日あたりのメディア総接触時間(東京)が昨年の396分から初の400分台、過去最高の411.6分に!(携帯・スマホとテレビが牽引している。)生活者へのメディアイメージについての調査によると「自分にとってはなくてはならない存在である」「利用時間を減らしたい」「情報は価値があれば有料でも入手したい」というイメージが持たれている。

スマホを使用していることが無意識から自覚へ!
スマホを触りすぎていることを自覚し、後悔さえ感じていながら、触ることをやめられないという人々が、「メディア生活を再考したい」「メディア満足として、メディア接触している時間をより楽しいものにしたい」という考え方をするようになってきた。

情報に求めるものは「満足の保証」!
生活者密着映像調査の中では、未知なるコンテンツを視聴しながら、鉄板(確実に満足できる)のコンテンツを同時視聴する「マルチスクリーン」によって満足を得ようという方もいる。
情報のつくりかたという点では、新しさや希少性といった「インパクト」より満足を保証する「ギャランティ」を重視すべきではないでしょうか。
講演終了後には懇親会も催されました。

メディア環境研究所からのお知らせ
1.「メディア定点調査2019」について
2019年5月23日(木)プレスリリース「メディア定点調査2019」時系列分析より
http://mekanken.com/news/1045/
2.メディア生活フォーラム2019「プレゼンテーションスライド」について
http://mekanken.com/cms/wp-content/uploads/2019/07/a12dec2f52a805f3578c3d64fc93f449.pdf

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