１０月１６日（金）、第13回SAAAクリエイティブ研究会がアクトシティ浜松にて開催されました。

今年は「共感と共有がもたらす、クリエイティブ革命。」と題し、2014クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞受賞者３名による講演が行われました。
会場はキャパを超える400人以上の参加者で溢れかえり、中でも将来クリエイターを目指す学生さんの姿が多く見受けられました。

第一部はBBDO JAPAN〈I&S BBDO〉の本多正樹氏による講演が行われました。スニッカーズのTVCMを手がけるなど、第一線で活躍される本多氏ですが、地元は静岡県ということもあり、初めは構えていた参加者も次第に心を開きながら本多氏の話に耳を傾けていました。

つづいて第二部は電通の岡野草平氏による講演でした。数々の著名なCMを手がける岡野氏ですが、中でも印象的だったのはBIG（宝くじ）のCM制作の難しさとその裏側の話。岡野氏ならではの柔軟な発想は、参加者を感心させるとともに、多くの気づきを与えてくれたのではないでしょうか。

そして第三部は’14クリエイター・オブ・ザ・イヤーの菅野薫氏（電通）が登壇されました。車のエンジンやスポーツ選手の動きといった様々なリソースから描きおこされる、まったく新しい映像の世界を披露いただきました。とてもユーモラスな菅野氏、ところどころに面白話を盛り込んでくださり、感動あり、笑いありのあっというまの1時間となりました。

計3時間以上の長丁場となる講演でしたが、参加者誰一人としてうつむくことなく最後まで聴き入る姿がとても印象的でした。

閉会後はアクトタワーの宿下吉庵に場所を移し、講師のみなさんと協会メンバーで和気あいあいと親睦を深めました。

ご担当くださった廣住委員長率いる研修委員会の皆様、広告ビジネス講座に引き続き大変お疲れ様でございました。
来年は東部地区での開催を予定しております。