10月3日(木)、第17回SAAAクリエイティブ研究会がしずぎんホール「ユーフォニア」(静岡市)にて開催され、2018クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞受賞者による講演が行われました。会場にはデザイン専門学生を中心に、400名の聴講者が集まりました。登壇者は<2018 CREATOR OF THE YEAR>の田辺 俊彦氏(電通 第4CRプランニング局 クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー)<2018 CREATOR OF THE YEAR MEDALISTS>・井村 光明氏(博報堂 第三クリエイティブ局 クリエイティブディレクター)徳野 佑樹氏(TBWA HAKUHODO Disruption Lab・Head of Art / Senior Art Director)の3名でした。
徳野 佑樹氏の講演
「料理をまちがえる料理店」「PRECIOUS CONVENIENCE STORE カルチエ」「ユニクロJEANS feat. ROGER FEDERER」を題材に講演をいただきました。「逆さの発想」で多くのクリエイティブに挑戦している、オリジナルの視点が大変興味深いお話をしていただきました。
井村 光明氏の講演
UHA味覚糖の「さけるグミ&なが〜いさけるグミ」のクリエイティブを事例に、クライアントからのオリエンテーションから制作に至るまでに思考プロセス、実際のCMについて、コミカルに解説いただきました。プランニング時に「失敗しそうなポイントを考える」という思考プロセスから、いかに面白いコンテンツを創出するかというお話が大変印象的でした。
田辺俊彦氏の講演
クリエイターオブザイヤーの田辺さんは、マーケティング部門から30才よりクリエイティブディレクターとして活躍。近年ではグローバルクリエイティブディレクターとして海外を飛び回っている。そんな田辺さんからは(株)NTTドコモ「安室奈美恵×docomo 25th ANNIVERSARY」やトヨタ自動車(株)「Start Your Impossibleグローバールキャンペーン」を事例に講演をいただきました。「企業が言いたいことを伝えるのではなく、みんなが言いたいことを形にする」そんな自らのスタンスを語られました。